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令和5年度10月1⽇より悠紀会病院看護部⻑に就任いたしました村上と申します。

当院は地域に根ざした慢性期・回復期リハビリテーション病院として地域の方の健康を守り地域から選ばれる病院を目指しています。

地域包括ケアシステムの一環を担うにあたっては、急性期病院の後方支援病院としての機能を果たせるように看護介護部は日々研鑽を重ねています。

看護介護部の理念は「患者さまの立場で考えた生活の中の看護・介護を提供する」です。看護介護を提供する中で、今何をなすべきか、何を求められているのかを考え寄り添うことのできる看護・介護職像を目指しています。

近年は新型コロナウイルス感染症や自然災害や地震など様々な困難が日常を奪っています。入院や通院も非日常です。一日も早い回復を期待しながら、人間らしく関りができるように努力していきます。

そして、患者さまやご家族さま、地域の方々と職員が感性豊かに関わりあえることこそが私たちの成長につながるものと考えています。感性が豊かで色々な場面で気づくことができる人材を育成していきたいと思っています。 そして「こんな看護介護がやってみたい、ここに入院してよかった」と言ってもらえる活気ある看護介護部に成⻑できればと思っています。 さらには、子育て世代やプラチナナースなど、どのようなライフステージのスタッフでも働きつづけられるよう労働環境を整えて行きたいと考えております。

今後はさらに少子高齢化が進み地域の過疎化など抱える問題は多様です。看護介護を必要とする方の多様なニーズに対応できるよう業務の効率化にも取り組んでいきたいと考えています。 今後も安全で安心していただける看護介護が提供できるよう頑張っていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

村上　元子